鰍ォもの人 代表取締役
東京紀尾井町RC会員 伊藤 康子氏
「きものライフコンサルタント」として、着る人の個性を最大限に引き出し、ライフスタイルに合うきものの楽しみを提案しております。本日はロータリークラブ会員のためのきものの様々な着用シーンについての知識、また、マナーやコーディネートについて画像を交えてお話いたします。
フォーマル
叙勲、園遊会、式典、パーティ、挙式、お茶会等
叙勲・園遊会は、色留袖か訪問着
クリスマス家族会・お茶会は、訪問着、色無地等
セミフォーマル
例会、桜観会 夜間例会、地区大会懇親会等
おしゃれきもの(カジュアル)
個性を出して、季節や事柄などを形で楽しみ教養を深め
例会、懇親会 歌舞伎・絵画・音楽など観劇・鑑賞・和のおけいこ等
主催者側のきもの
華やか過ぎず、やさしく好感度高い薄い綺麗な色合いやシックでこだわりの雰囲気がある着姿
押さえておきたいポイント
きものの格を間違えず、シーンに合った最適なきものを選ぶ
主催者・参加者・正客・お手伝いなど役割に伴うきものの違い
(男性)家紋の数・袴着用の有無・(女性)帯やきもの柄の金銀の量
コーディネートの要件
きものは、着姿!が大切
着姿とは、格や立場をおさえながら自分らしいコーディネート(=調和)を作り出すことです。
1)お召しになる方の個性や特徴
外見:体型、お顔立ち、髪の色、目の色などの要素
内面:好みや希望
かわいいものが好き、会長らしくみせたい 粋に見せたい
2)お召しになるもの
きもの、帯、帯締め・帯揚げなどの色、柄、季節感、風合い
3)シーン
参加なさるシーンで必要とされる格、柄、豪華さ、おしゃれ感、季節感等
主催者 招待客 お仲間 新参者
→ 作りこみ(今日は何を着ようかしら?)
きもののファッションタイプは6分類化されます(可愛い さわやか 格好良い エレガント 本物志向 個性的)自分の個性を知ることが一番難しいですが、ご用意したチェックシートで自分のタイプを見つけ、内面と個性を知ることでより良い着姿になることができます。
