2015年12月25日

12月15日例会卓話

「企業のグローバル化。日本企業と欧米企業」

当クラブ 竹花みすず 会員

最近は“グローバル化”という言葉をよく耳にします。本日は、企業のグローバル化、そして日本企業・欧米企業の経営スタイルの違いについてお話ししたく思います。
日本は鎖国を解いた明治以降、自分たちとは異なる欧米から多くを学び、日本人の勤勉な国民性にもより様々な分野ですばらしい発展・進化をとげてきました。
そして今日、多くの日本企業は海外進出し、国対国ではなく地球全体を相手にしたビジネスを展開しています。
企業には多様化するニーズや経営環境の変化に対応しながら、絶え間ないイノベーション(革新)が要求され、世界の至るところでグローバル競争が激化しています。
こうした背景から、経営者のリーダーシップが重要な役割をになってます。
グローバル化とはある一つの標準に統一することではなく、各地域の文化・考え方に沿ってビジネス展開することだと考えます。その代表的なグローバル企業がコカコーラです。
様々な国の文化、歴史、国民性をしっかり理解して、国ごとにコーラの味を適応させています。
 
欧米企業に比べて、日本型経営の弱点の一つに経営者を育てる仕組みが整っていないことです。
日本の企業文化の基本は「共同体」、いわば一種のムラ社会のようでした。
村長は村人から選ぶのが当たり前でした。多くの大企業ではあるところまで同期と横並びで昇格し、やっと経営に携わるのは50歳以降という例が多いようです。
欧米企業では、若いころから幹部教育を行い、大きな責任ある仕事を任せます。
リーダーシップの育成にはお金をかけ、社内外を問わず能力ある若い人材を登用します。
日本企業も変わり、グローバル化を担える社内の生え抜き組では人材がいないということで、ここ2〜3年ぐらい前から外部から社長をスカウトする企業も目立つようになりました。
国もグローバルな人材育成の教育に力を注いでいます。
「企業は人なり」と良く言われますが、企業にとって最も大切な財産は「人」です。
これからの世界のグローバル化は多様性を許容しつつ、様々な価値観が共存する時代です。
グローバル社会を勝ち抜いていくには、外国と相対出来るタフなリーダーの存在が不可欠です。
posted by rotary at 11:03| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする