2016年02月16日

1月26日例会卓話

バギオ基金について

2015〜2016年度
国際ロータリー第2580地区
バギオ基金支援特別委員会
委員長 斉藤 実
(東京臨海ロータリークラブ)

バギオはフィリピンのルソン島、首都マニラから北へ250Km、標高1500mで、フィリピン第2の都市、日本の避暑地である軽井沢のようなところです。1903年(明治36年)バギオ山頂に続くベンゲット道路の工事に日本人労働者が従事していました。完成後、現地の人と結婚したりしてフィリピンに根をおろし各地に豊かな邦人社会を形成していました。1941年(昭和16年)第2次世界大戦で日本軍に協力したこの日系人は、敗戦後激しい報復と迫害を受け、バギオ山中に逃げ悲惨な生活をしていました。そんな捨てられた民に救済の手を差し伸べたのがシスター海野さんでした。この貧しい子供達に奨学金を提供し教育を与えてほしいと、ロータリーに協力依頼がありました。当時はまだ東京が1つの地区(258地区)であった頃、世界社会奉仕(WCS)活動の一環としてバギオ基金を取り上げました。

2015年6月30日現在で約3億円の基金規模になりました。これは日本全地区(34地区)の369R.C.約3,897名の後援者などから頂いています。継続は力と申します。ロータリー財団・ロータリー米山記念奨学会に次ぐ第三の育英事業としてここまでこつこつと草の根運動で少しずつ仲間を増やしてきました。

1981年9月バギオ基金が設立され活動を続けていましたが、さらに2009年7月より一般財団法人比国育英会バギオ基金と改めスタートしました。対象奨学生も3,399名に及んでいます。2008年4月より留学生を受け入れることになり、今まで9名の留学生が短大及び大学を卒業し活躍しています。現在、沖縄に2名の留学生が来日しています。

また、毎年2月の初めにバギオ訪問交流の旅を企画しています。百聞は一見に如かずと申します。一度参加してみては如何ですか。過去36回実施され、参加延人員1,076名になりました。これからもバギオ基金にご支援・ご協力をよろしくお願いします。

posted by rotary at 11:19| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする